5領域支援の具体例

① 健康・生活

健康状態の維持や改善、基本的生活スキルの習得、生活リズムの形成。また年齢が上がるにつれ、感情をコントロ-ルする意義を学べるよう支援。

運動・感覚

子ども達の優位な感覚を学習時や生活の場面から把握してご本人様に伝えることで、それらを活かした形で学習などを行なえるよう、支援をします。また感覚過敏や鈍麻が原因の生活上の課題についても対策を一緒に考え、活動内で実践し、日常生活に取り入れていくことを支援します。

認知・行動

来所時にスケジュール表を確認し、学習量に対する必要な時間を意識するなど、時間的な見立てを身に付けることを目標として支援を行います。タイマー等のツールの使用など時間の配分の意識し、最も適した形をお子様と一緒に模索していきます。

言語・コミュニケーション

学習時の問題文の読み取りなどをサポートし、文章の内容理解やその方法の習得を支援します。また、学習時のみではなく、交流や生活の場面においても言語化や相手に伝わりやすい伝え方(挨拶・礼儀・感謝の気持ち)などを一緒に考え、伝えたいことが伝わるよう整理し、生活の中でのコミュニケーションの力を伸ばしいけるよう支援します。

人間関係・社会性

活動や遊びの中で、人との関係を意識し身近な人と信頼関係を構築し、集団で発生するような人間関係において相手も自分も大切にした行動を選択できるように行います。また、ルールの理解が必要な遊びや集団活動に取り組み、地域施設など、社会見学等を通して地域との交流を行います。